2026年9月4日付の毎日新聞「記者の目」に掲載。
イランをめぐる情勢と、広島を訪れたイラン人家族の姿を取り上げた記事が掲載されました。
記事の見出しは、「『イラン攻撃半年』苦しむ市民 日本は対話の橋渡しを」です。

記事では、米国とイスラエルによるイランへの攻撃から半年が経過する中、戦争や経済制裁によって影響を受け続ける市民の暮らしを取材。軍事衝突だけではなく、食料品や医薬品の高騰、経済制裁が人々の日常生活に与えている影響についても紹介されています。
息子の写真を胸に、広島の平和記念式典へ
紙面には、攻撃によって息子を亡くしたイラン人夫妻が、息子の写真を手に広島の平和記念式典へ向かう姿も掲載されました。
夫妻は2026年8月6日、広島で開かれた平和記念式典に参列。
戦争によって家族を失った当事者として広島を訪れ、同じように戦争や爆撃によって大切な人を失った人々の悲しみに触れました。
記事では、こうした市民同士の交流についても取り上げられています。
戦争のニュースの向こう側にいる「人」
記事の中で描かれているのは、国家間の対立だけではありません。
戦争によって突然家族を失った人。
経済制裁によって薬や食料の価格上昇に苦しむ人。
先の見えない不安の中で、日常を生き続ける人。
「イラン」という国名だけでは見えてこない、一人ひとりの暮らしがあります。
これは、Shireen Boxが映画を通じて伝えたいこととも重なります。
Shireen Boxでは、日本では触れる機会の少ないイラン映画をオリジナル日本語字幕付きで紹介しています。
ニュースだけでは見えない人々の暮らし、家族への想い、喜びや悲しみ、そして希望。
映画を通じて一人ひとりの物語に触れることで、遠くに感じていた国を、少し身近に感じてもらうことを目指しています。
日本が「対話の橋渡し」をするために
今回の記事では、軍事的な対立が続く中で、日本が果たすことのできる役割についても考察されています。
記事のタイトルにある
「日本は対話の橋渡しを」
という言葉は、国家間の外交だけに限らないのかもしれません。
文化を知ること。
映画を見ること。
異なる国に暮らす人の声に耳を傾けること。
そうした小さな交流もまた、人と人との間に橋をかける一つの方法だと、Shireen Boxは考えています。
掲載情報
媒体: 毎日新聞
掲載日: 2026年9月4日
連載: 「記者の目」
見出し: 「『イラン攻撃半年』苦しむ市民 日本は対話の橋渡しを」
執筆: 鶴塚健記者
毎日新聞の皆さま、このたびはイランの人々の声、そして広島での交流を丁寧に取材・紹介していただき、ありがとうございました。
Shireen Boxはこれからも、映画や文化交流を通じて、ニュースだけでは見えない世界の人々の暮らしや想いを伝えていきます。